ヴィクトリアマイル2025・回顧

回顧

 勝ったのはアスコリピチェーノ。2着はクイーンズウォーク、3着はシランケドでした。

 アリスヴェリテさん申し訳ありませんでした。
 予想記事では逃げられないだろうと書いていました。仮に逃げても後続は追わないのでスロー予想は正解だったものの、こうも見事に逃げられては頭を下げざるを得ません、最後の最後まで馬券内に来るや否やという激走でした。

レース回顧

 レースを振り返ると、先行争いを外からアリスヴェリテが制する形で決着。後続はやはり追わずに前半3Fは33.9となりましたが、2番手アドマイヤマツリとは6馬身差程度で、2番手以降はスローな流れになりました。有力馬は後方に固まっており、本命アルジーヌは中団。アリスヴェリテのしっかりとした逃げは予想外だったものの、想定していた展開にはなっていました。

 レースは淡々と進んでいるかのように見えましたが、40秒を過ぎたあたりから最後方にいたボンドガールがかかり始めます。ボンドガールは人気を裏切る結果になりましたが、レース後のコメントでも「かかってしまうとこうなる」とのことでしたね。

 アリスヴェリテが先頭で引き離したまま直線へ。2番手アドマイヤマツリもそれに続きますが、そこに迫ってきたのが本命アルジーヌ。しかしアリスヴェリテとの差が意外にも縮まらず、そうこうしている内に外からクイーンズウォークが迫ったところで200m通過。

 しかし流石にアリスヴェリテも抵抗しきれず、アルジーヌ、クイーンズウォーク、外から強襲してきたアスコリピチェーノと3頭接戦。馬券は当たった!と思っていたところ馬群の間隙を縫って伸びてきたのがシランケド。レースはアスコリピチェーノが差し切って1着。クイーンズウォークが2着。シランケドがアタマ差でアルジーヌを制しての3着という結果に悶絶。万馬券が手からこぼれ落ちるのは何度経験しても慣れませんね。

感想

 アリスヴェリテは前半3F33.9、5F56.7の通過。一応ハイペースではありましたが、大逃げで沸かせた本馬にとってはやりやすいペースだったでしょうか。2番手以降はむしろスローで、馬券内は分かりやすく差し決着に。逆に末脚のないタイプが後方にいる場合はアッサリと負けるような展開になりました。4~7着は中団より前に位置しており、5着は逃げたアリスヴェリテ、7着は番手のアドマイヤマツリでした。

 アルジーヌを軸にしたことについては、スローを予想するなら差し馬を軸にせいよ、という点で反省はありますが、レーン騎手の競馬自体は文句なしという感想。クイーンズウォークとの接触もあり、相手が大型馬だけに少しふらつきもありました。
 ただ、ボンドガールを紐に入れながらシランケドを入れてないのは、中山牝馬S組の成績の悪さに引っ張られてしまい、馬自身の力を見誤った結果なので反省。また、ステレンボッシュはやはり切るべきでしたね。スローだから追走できるという発想でしたが、2400mの馬なのはありありとしていましたから、印を回したこと自体が甘かった。勿論ステレンボッシュが弱いとは一切思っておらず、単純に適性外だということです。

 馬券的にはアタマ差で3連単を取り逃がす悔しい展開になりましたが、「強さ比べ」的には当たっていた気もします、という負け惜しみで〆させてください。来週はダービー。明日から節約して臨みたいと思います。

 

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