クロワデュノールは外せないとして2頭目、3頭目がなかなか難しい。おそらくフルゲートだろうけど10頭にチェックを入れてしまった。
サトノシャイニングは東スポ杯でクロワデュノールの2着。0.1差だったけど、その時のクロワデュノールは+24kgで見るからに緩かった。ただきさらぎ賞は圧勝で、2着のリンクスティップが桜花賞3着ならこの人気も頷ける。
エリキングは剥離骨折で5ヶ月の休養。休み明けがどうかって話だけど、手堅く走るジョバンニに連勝した期待は大きい。「クロワデュノールと当たってない」という観点でいうと目につくのはこの馬とニシノエージェントくらいで、休み明けだからと切って来られたら、と思うと馬券に入れざるを得ない。
ジョバンニは前走の若葉Sで久々の勝利。タイム差なしだったけど、危なかったか?と言われるとそんな感じではなかった。持ち味は総合力の高さなのだろうか。ただ、若葉S組ってここ10年だと2019年ヴェロックスの2着のみ?展開利で来るタイプでもなさそうで悩みどころ。
ヴィンセンシオは、弥生賞で先手を取ってきっちり権利取りに成功。葉牡丹賞では2歳のコースレコードを叩き出して、その2着馬ゲルチュタールは京成杯はコケたけどゆきやなぎ賞は強かったし、3着馬リトルジャイアンツは共同通信杯3着と、結構強敵を倒してる。弥生賞は別に逃げたかったわけじゃなくて、スローを見越したルメールの騎乗だったから場所は自分のペースでいいだろう。
ミュージアムマイルは弥生賞は1番人気を裏切っての4着。正直早仕掛けな感じがあったし、モレイラが乗るんなら本番はもうちょい人気が上がってきそう。
マスカレードボールは、共同通信杯勝ち馬だけど人気が低い。最近は関連性が高いレースだけど、これはおそらく「東京巧者」なんじゃないか?と見られているからか。それだけホープフルSはアッサリ負けてしまった。穴党の人気は集めそうで。
ファウストラーゼンは、弥生賞捲りがち。ただ陣営は別にそれを持ち味としては捉えてないようで、まあそりゃそうだろうと思う。流れが早くなる皐月賞でアレは決まらないだろう。それだけに人気も低くなっている。ただ、もしまともに出たらどんなパフォーマンスになるのか?という点は気になる。
アロヒアリイは、弥生賞3着。ちょっとぎこちない競争ではあった。好きな血統で、母エスポワールはオルフェーヴル産駒の中で上位の成績だし、半兄アドミラブル。牝系を遡ればリンカーンやヴィクトリー、フサイチコンコルドの名前が出てくる。四代母バレークイーンの名は、ピコチャンブラックやマジックサンズにも出てくるが、アロヒアリイが一番良血ではあるか。ヴィンセンシオとの着差から考えても、人気が低いままならオイシイ存在。
ニシノエージェントは、京成杯で低人気を覆す勝利。京成杯勝ち馬は去年がダービー馬で、一昨年が皐月賞馬と存在感が上がってきてる。それ以外に買う理由はあまりないんだけど、「今年も京成杯だったか…」というオチが怖くて印を回ってしまう。
傾向的に弥生賞はスロー、皐月賞はそれと比べたらかなり早くなる、というのが通常だけれど今年は若干怪しそう。そうなったら後ろよりは前で決着する皐月賞としては、むしろ予想が混沌としてくるのが困りどころ。クロワデュノール以外は次やったら違うよね、みたいな結果になりそう。
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